月刊連載 アパレル物流のいま

Vol.28 綿とポリエステルの違い

2021年11月5日

皆さんTシャツを購入する際、表示ラベルを見た上で購入されていますか。

購入後、「デザインは気に入っているけど皺ができやすい、洗濯しても乾きにくい」など、悩まれている方もいるのでないでしょうか。

 

では、実際に使用されている繊維の種類と洗濯をする際の注意点をご紹介したいと思います。

 

繊維の種類

①天然繊維(動物繊維も含む)・・肌触りがいいが、濡れた状態で摩擦を加えると縮む素材もある

 

 

天然繊維

 

 

➁化学繊維・・シワになりにくい素材であり、早く乾くようにできているが、素材によっては汚れを吸着しやすく、紫外線にあたると変色することがある

 

 

化学繊維

 

 

化学繊維の生産量は世界で7,700万トン、一方天然繊維の一つである綿の生産量は世界で約2,600万トンであり、化学繊維の生産量は綿の約3倍です。

 

ポリエステルは元々強度がある素材ですが、最近では、より吸水・速乾性を高める開発や改良が進んでおります。

とても扱いやすい素材なのですが、万能な訳ではありません。

実はポリエステルは綿などの天然素材と比べ、皮脂などの汚れ、汗のにおいが残る場合が多いことが分かりました。

また、汚れやにおいの洗浄検証の結果、綿は9割近く落ちたのに対し、ポリエステルは7割程度に留まりました。

 

そこで皆様により頑固な汚れやにおいを落とすための洗濯のコツをお伝えしたいと思います。

洗濯をしても頑固な汚れやにおいが取れない場合、一体どのように洗えばいいのでしょうか。

 

一番おすすめなのはつけ置き洗いです。

 

付け置き洗い

 

①酸素系漂白剤を40度前後のぬるま湯に入れ、衣類をつける

➁30分~2時間つけたら洗濯機で洗う

 

付け置きをすることによって比較的汚れやにおいが落ちにくいポリエステル素材でも、きれいに落とすことが可能になります。

では直接洗濯機で洗う場合はどのように対策すればよいのでしょうか。

汚れやにおいが気になる部分に洗剤を塗布してから洗濯機で洗いましょう。その際、洗濯物の量は満杯までいれないようにしてください。

汚れが落ちにくく、臭いが残る可能性があります。

 

上記を踏まえ、ポリエステルなどの化学繊維の洗濯時には汚れやにおい対策をしっかりしましょう。

 

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